
↑娘が大好きな積み木遊び
はじめまして。30代前半、現在3歳の女の子を育てている「ゆき」です。
私自身も一人っ子として育ち、今は一人っ子の娘を育てています。
出産を機に都会から私の実家がある田舎へ引っ越し、現在は家族3人でのんびりと暮らしています。
私の血液型はA型で、性格もかなり「ザ・A型」。
細かいことが気になり、まだ起きてもいない先のことまで考えて、心配してしまうタイプです。
その一方で、自分にとってどうでもいいことは驚くほど雑(笑)。
きっちりしているように見えて、意外と抜けているところもたくさんあります。
初めての育児では、毎日のように検索していました
初めての育児では、まさに絵に描いたように困っていました。
娘のちょっとした行動が気になるたびに、
「これで大丈夫かな?」
「私の関わり方が悪いのかな?」
と心配して、スマホで検索していました。
安心したくて調べているはずなのに、検索すると次から次へと新しい情報が出てきます。
「こんな関わり方はよくない」
「将来、こうなる可能性がある」
そんな言葉を見るたびに、安心するどころか、かえって不安が大きくなることもありました。
一つの悩みが落ち着いたと思えば、また別の悩みが出てくる。
初めての育児では、何が正解なのか分からず、自分の判断にもなかなか自信を持てませんでした。
今でも悩むことはあります。
それでも、娘と毎日を過ごす中で、少しずつ、
「この子はこの子のペースで大丈夫」
「今すぐ答えが出なくても大丈夫」
と思えることが増えてきました。
娘を見ていると、昔の自分を思い出します
娘は、みんなの会話や遊びの輪に入るまで、少し時間がかかるマイペースタイプです。
お友達と遊ぶことも好きですが、一人遊びも大好き。
誰かに遊んでもらわなくても、自分の世界に入り込み、一人で楽しそうに遊んでいます。
友達の輪に入るのには時間がかかるのに、意外と人の目は気にしません。
周りが別のことをしていても、自分が気になる遊びをじっくり続けています。
そんな娘の姿を見ていると、
「私も子どもの頃、こんな感じだったな」
と思うことがよくあります。
私も、初めての場所や人の多い場所では、周りの様子をじっくり見てから動く子どもでした。
すぐに輪の中へ入るのは少し苦手。
でも、慣れてしまえば自分らしく過ごせる。
誰かと一緒に遊ぶことも好きだけれど、一人で遊んだり、考えたりする時間も苦にならない。
娘と私は、思っていた以上によく似ています。
自分の幼い頃と重なるからこそ、娘の気持ちが少し分かるような気がすることもあります。
その一方で、娘と自分は別の人間です。
似ているからといって、「きっとこう思っているはず」と決めつけないようにもしたいと思っています。
一人っ子は、わがままなだけじゃない
一人っ子というと、
「わがままに育ちそう」
「一人で寂しくない?」
「きょうだいがいたほうがいいんじゃない?」
と言われることがあります。
私自身も一人っ子だったので、子どもの頃から「一人っ子はかわいそう」と言われた経験があります。
相手に悪気がなかったとしても、「一人っ子」というだけで寂しい、わがまま、協調性がないと決めつけられることには、少し違和感がありました。
もちろん、一人っ子にもさまざまな性格の子がいます。
よく話す子もいれば、おとなしい子もいます。
人と遊ぶことが好きな子もいれば、一人で過ごすことを好む子もいます。
一人っ子だからといって、みんなが同じ性格になるわけではありません。
むしろ、一人っ子だからこそ、周りの空気をよく読んだり、大人に気を使ったり、一人で深く考え込んだりする子もいます。
家の中で大人と接する時間が多いため、大人びた話し方をしたり、じっくり会話を楽しんだりすることもあります。
周りにはきょうだいのいる家庭が多く、一人っ子だと珍しがられることもあります。
私自身はそう言われることに慣れていますが、一人っ子を育てているママの中には、周りの家庭と比べて不安になったり、
「このままでいいのかな」
「きょうだいがいないことで、何か足りなくならないかな」
「私がもっと何かしてあげたほうがいいのかな」
と悩んでいる人もいるのではないかと思うようになりました。
一人っ子だからこその良さもある
一人っ子には、親の愛情や時間をたっぷり受け取れるという、とても素敵な面があります。
親子でゆっくり会話をしたり、その子の興味にじっくり付き合ったり、家族3人の時間を大切にしたりすることができます。
私自身、子どもの頃に親からたくさん愛情を注いでもらいました。
「自分は大切にされている」
「困ったときには、味方になってくれる人がいる」
そう感じながら育った経験は、今の私の自己肯定感につながっていると思います。
神経質で、考えすぎてしまうところは今でもあります。
人間関係で悩んだり、周りの反応を気にしたりすることもあります。
それでも心のどこかには、
「まあ、何とかなる」
「失敗してもやり直せる」
「私は私で大丈夫」
と思える部分があります。
それは、子どもの頃にたくさん愛情を伝えてもらったことと、無関係ではないと思っています。
だから私も、娘にはできるだけたくさん愛情を伝えたいです。
「大好きだよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたはあなたのままで大丈夫」
言葉でも態度でも、惜しまず伝えていきたいと思っています。
自分が子どもの頃にしてもらって嬉しかったことを、娘の育児にも少しずつ取り入れていきたいです。
アドラー心理学との出会い
私がアドラー心理学に出会ったのは、子育てを始めてからではありません。
仕事や人間関係に悩み、毎日を少ししんどく感じていた頃でした。
相手にどう思われているのかが気になったり、誰かの機嫌が悪いと「私が何かしてしまったのかな」と考えたり。
頼まれたことを断れず、自分が我慢すれば丸く収まると思ってしまうこともありました。
人に嫌われたくない。
きちんと期待に応えなければいけない。
そんなふうに考えすぎて、自分で自分を苦しくしていた時期があります。
「課題の分離」を知って、人間関係が少し楽になりました
そんなときに知ったのが、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方です。
簡単にいうと、自分の課題と相手の課題を分けて考えるというものです。
自分が相手に対してどう行動するかは、自分の課題。
一方で、その行動を相手がどう受け取り、どう感じるのかは、相手の課題です。
私はそれまで、相手の気持ちや反応まで、自分が何とかしなければならないと思っていました。
相手が不機嫌なら、自分が機嫌を直してあげなければいけない。
相手に嫌われたら、自分に問題がある。
そんなふうに、相手の課題まで背負い込んでいたのだと思います。
でも、相手がどう感じるかを、すべて自分でコントロールすることはできません。
自分にできることと、相手にしか決められないことを分けて考えてもいい。
この考え方を知ってから、少しずつ人間関係が楽になりました。
もちろん、今でも周りの反応が気になることはあります。
アドラー心理学を知ったからといって、急に何も悩まなくなったわけではありません。
それでも以前より、
「相手の気持ちまで、私が背負わなくてもいい」
「自分にできることをしたら、その先は相手に任せてもいい」
と思えるようになりました。
アドラー心理学は、私の子育ての軸にもなっています
娘が生まれてからは、アドラー心理学が私自身を楽にしてくれるだけではなく、子どもとの関わり方を考えるうえでも、大切な軸になりました。
子どもが小さいうちは、どうしても親と過ごす時間が長くなります。
特に娘は一人っ子なので、きょうだいと過ごす時間がない分、今は親との関わりが生活の中で大きな割合を占めています。
親の言葉や態度が、そのまま子どもの性格を決めるわけではありません。
それでも、毎日の声かけや接し方は、子どもが自分自身をどう捉えるか、人とどう関わっていくかに、少なからずつながっていくのではないかと思っています。
そう考えると、親としての責任が重く感じられ、不安になることもあります。
「私の関わり方で大丈夫かな」
「この言い方で傷つけてしまわなかったかな」
と、考えすぎてしまうこともあります。
だからこそ私は、子どもを親の思いどおりに動かそうとするのではなく、一人の人として尊重することを大切にしたいと思っています。
子どもを親とは別の、一人の人として見る
子どもは親よりも小さく、まだできないこともたくさんあります。
でも、親の所有物ではありません。
親とは違う考えや気持ちを持った、一人の人間です。
「親がこうしてほしいから」という理由だけで、子どもの気持ちを無視してしまわないようにしたい。
もちろん、危険なことや守らなければならないルールは伝えます。
それでも、できる範囲で娘の気持ちを聞いたり、選ぶ機会をつくったりしたいと思っています。
「どっちがいい?」
「どうしたかったの?」
「自分でやってみる?」
そんな小さなやり取りを重ねながら、自分で考え、自分で選ぶ力を育てていけたらと思っています。
できたことだけではなく、過程や気持ちを見る
子育てをしていると、つい「できた」「できなかった」という結果に目が向きます。
早く着替えられた。
きれいに片づけられた。
お友達に挨拶ができた。
もちろん、できたことは嬉しいです。
でも、結果だけで子どもを評価するのではなく、その途中にあった気持ちや頑張りも見ていきたいと思っています。
「自分でやってみたんだね」
「難しかったけど、最後まで頑張ったね」
「手伝ってくれて助かったよ」
そんなふうに、娘の行動をそのまま言葉にすることを意識しています。
できたときだけ認められるのではなく、失敗しても、うまくいかなくても、自分には価値がある。
娘には、そう感じながら育ってほしいと思っています。
ワンオペ育児でも、関わり方を知っていると少し楽になる
娘と二人きりで長い時間を過ごすワンオペの日は、私も余裕がなくなることがあります。
朝から何度言っても着替えてくれない。
ごはんを食べずに遊び始める。
出かけたい時間になっても動いてくれない。
同じことを何度も繰り返されると、ついイライラしてしまいます。
「早くして!」
「何回言ったら分かるの?」
と強い言い方をしてしまい、あとから反省する日もあります。
アドラー心理学を取り入れているからといって、いつも穏やかでいられるわけではありません。
怒ってしまう日もあるし、余裕がなくて、娘の気持ちまで考えられない日もあります。
それでも、子どもとの関わり方をいくつか知っていると、一度立ち止まれることがあります。
これは親が決めるべきことなのか。
子ども自身に任せてもよいことなのか。
親はどこまで手伝い、どこからは見守るのか。
言うことを聞かせることが目的になっていないか。
できなかったことを責めるのではなく、次に進む勇気を持てる声かけができないか。
いつも上手にできるわけではありません。
でも、関わり方の選択肢を知っているだけでも、育児の苦しさが少し軽くなると感じています。
娘に「自分の人生を生きやすくする考え方」を伝えたい
私自身が「一人っ子はかわいそう」と言われてきた経験があるからこそ、娘には「一人っ子だから」という言葉に縛られずに生きてほしいと思っています。
一人っ子だから、わがまま。
一人っ子だから、協調性がない。
一人っ子だから、寂しい。
周りから何を言われたとしても、それだけで自分の価値を決めないでほしい。
ほかの人と違っていても、自分には自分の良さがあること。
すべての人に好かれなくても、自分らしく生きていけること。
人の期待に応えるためだけに、自分の気持ちを我慢しなくてもよいこと。
失敗しても、自分の価値がなくなるわけではないこと。
そんなことを、娘には日々の関わりの中で少しずつ伝えていきたいと思っています。
今はまだ3歳なので、「課題の分離」や「自己決定」といった言葉を説明しても、理解するのは難しいでしょう。
それでも、娘がもう少し大きくなり、人間関係や自分自身のことで悩むようになったときには、
「自分と相手の問題は分けて考えてもいいんだよ」
「ほかの人がどう思うかだけで、自分を決めなくてもいいんだよ」
「あなたはどうしたいのかを大切にしていいんだよ」
と、自然に伝えていきたいです。
アドラー心理学を正解として押しつけたいわけではありません。
娘が生きていく中で悩んだときに、自分自身を少し楽にしてくれる考え方の一つとして、そっと渡していけたらと思っています。
一人っ子であることは、その子のすべてではありません
世間では、一人っ子のデメリットばかりが目につくことがあります。
検索していても、
「一人っ子はわがままになる」
「コミュニケーションが苦手になる」
「きょうだいがいないとかわいそう」
という言葉が出てくることがあります。
一人っ子を育てていると、そうした情報を見て不安になることもあると思います。
でも、一人っ子であることは、その子を取り巻く環境の一つにすぎません。
その子の性格や将来のすべてを決めるものではありません。
子どもの性格には、生まれ持った気質や家庭環境、親以外の人との関わり、園や学校での経験など、さまざまなものが関係しています。
きょうだいがいても、一人で過ごすことが好きな子はいます。
一人っ子でも、友達と積極的に関わる子はいます。
一人っ子だから足りないのではなく、一人っ子だからこそ得られるものもあります。
親とじっくり会話できること。
自分の好きなことに集中できること。
大人との関わりの中で、豊かな言葉や考え方に触れられること。
家族の愛情をしっかり感じられること。
一人っ子には、一人っ子ならではの良さがあります。
私は、自分自身の経験と娘との暮らしを通して、そのことを伝えていきたいと思っています。
このサイトについて
このサイトでは、一人っ子育ちの私が、一人っ子の娘を育てる中で感じたことに加え、アドラー心理学を日々の子育てにどう取り入れているのかも発信していきます。
主に、次のような内容をお届けしていく予定です。
一人っ子との関わり方
一人っ子を育てる中で感じたことや、親子の距離が近いからこそ悩んだこと、娘との関わりの中で気づいたことをお伝えします。
一人遊びや友達との関わり
一人遊びが好きな娘の様子や、遊びの輪に入るまでに時間がかかる子との接し方、友達との関わりについて感じたことを書いていきます。
一人っ子ママならではの悩み
「一人で寂しくないかな」
「わがままに育たないかな」
「きょうだいがいなくても大丈夫かな」
そんな、一人っ子ママだからこそ抱きやすい不安や悩みについて考えていきます。
アドラー心理学を取り入れた子育て
課題の分離、勇気づけ、子どもを一人の人として尊重することなど、アドラー心理学の考え方を、わが家では日々の育児にどう取り入れているのかをお伝えします。
難しい理論を説明するだけではなく、実際の声かけや、うまくいかなかった経験も含めて書いていきたいと思っています。
遊びや教育について
娘と実際にやってみてよかった遊びや、家庭での学び、知育や教育について感じたことも発信します。
自分が子どもの頃に嬉しかったこと
一人っ子として育った私が、親にしてもらって嬉しかったことや、今の自分につながっていると感じる経験を振り返ります。
家族3人で楽しむ暮らし
田舎での子育てや、家族3人だからこそ楽しめるお出かけ、日々の暮らしについても書いていきます。
育児の正解を押しつける場所にはしたくありません
育児には、たった一つの正解があるわけではありません。
同じ一人っ子でも、性格や家庭環境はそれぞれ違います。
活発な子もいれば、慎重な子もいます。
人と過ごすことが好きな子もいれば、一人の時間を大切にする子もいます。
親の性格や考え方も、家庭によって違います。
アドラー心理学についても、すべての考え方を完璧に実践しなければならないとは思っていません。
私自身、毎日できているわけではありません。
イライラしてしまう日も、声をかけすぎてしまう日も、先回りして手を出してしまう日もあります。
このサイトは、
「一人っ子は、こう育てるべき」
「親なら、いつもこう関わらなければならない」
「アドラー心理学では、こうするのが正しい」
と、答えを押しつける場所にはしたくありません。
私自身が悩んだことや、実際に試したこと、娘との関わりの中で気づいたことをお伝えすることで、読んでくれた一人っ子ママが、
「悩んでいるのは、うちだけじゃなかった」
「この子のペースを大切にしてもいいんだ」
「一人っ子だからといって、不安になりすぎなくてもいいんだ」
「今のままでも大丈夫かも」
と、少しホッとできる場所にしていきたいです。
一人っ子ママは、みんな仲間!
一人っ子を育てていると、周りに同じ立場の人が少なく、悩みを共有しにくいこともあります。
きょうだいのいる家庭と比べてしまったり、何気ない言葉に傷ついたりすることもあるかもしれません。
それでも、一人っ子には一人っ子の良さがあります。
家族3人だからこそ過ごせる時間があります。
親子でじっくり向き合えることも、一人で夢中になって遊べることも、その子だけの大切な個性です。
悩む日も、うまくいかない日もあります。
私も、いつも自信を持って子育てができているわけではありません。
それでも、親子で一緒に過ごせる今の時間は、長いようであっという間なのだと思います。
一人っ子だからと不安になりすぎず、子どもの個性も、ママ自身の気持ちも大切にしながら、今しかない時間を一緒に楽しんでいきましょう。
一人っ子ママは、みんな仲間です。子でも性格や家庭環境はそれぞれ違います。
このサイトも、「こう育てるべき」と答えを押しつける場所ではありません。読んでくれた一人っ子ママが、「うちだけじゃなかった」「このままでも大丈夫かも」と、少しホッとできる場所にしていきたいです。